兵庫県姫路市、みやけ内科・循環器科。町医者の「家庭の医学」
家庭の医学、内科からみた肩こり、心臓・血管の話、子どもの病気など話題いっぱいのホームページです。

よく見られる子どもの病気・症状 > クループ 

よく見られる子どもの病気・症状

クループ

スポンサーリンク

画像をクリックすると拡大します

クループ-イラスト1
(イラスト1)

のどの奥(喉頭)の炎症が原因で、夜間に突然起こる喉頭のけいれん発作をクループといいます。

喉頭のけいれん発作を伴わなくても喉頭の炎症性浮腫が高度になると、ケンケンという犬のほえるような(オットセイのほえるような)特徴的なせきと、かすれ声を生じるようになります。
炎症性浮腫やけいれん様の発作が起こった結果、喉頭が細くなる(狭窄)と呼吸困難を生じることになりたいへん危険です。

昼間は声のかすれなどが起こることはあってもそれほどひどくなることはありません。
ケンケンというせきや呼吸困難は決まって夜間に起こってきます。
軽いときにはケンケンというせきをしながらでも睡眠をとることはできます。
しかしせきがひどくなると、目を覚ましていかにも苦しそうにせきをするようになります。
このようなときには水分を飲ませたり、湿度に気をつけながら様子をみます。
窓を開けて冷たい空気を吸い込むとせきや呼吸困難が楽になることがあります。

しかし起きあがって苦しそうに肩で息をするようになると、窒息の危険がありたいへん危険です。
このような場合にはすぐに病院を受診し、診察を受ける必要があります。
治療としては、炎症を軽くする目的でステロイドや血管収縮剤の吸入を行います。
吸入により呼吸は劇的に楽になるため、苦しそうにしているときにはただちに夜間でも病院を受診しましょう。 

クループは小学校に入学するまでの幼児に多く起こり、小学校に入学してからは少なくなります。
クループの原因となるのは、ウィルス性のかぜ(急性喉頭炎、急性喉頭気管支炎、急性喉頭蓋炎が本態)です。

  目次にもどる  

関連コンテンツ

よく見られる子どもの病気・症状

よく見られる子どもの病気・症状

1.感染症

2.皮膚の病気

3.呼吸器の病気

4.よく見られる症状

もっと見る(目次へ)≫

よく見られる大人の病気・症状

Copyright(c) Miyake-naika All rights reserved.
掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。