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急病センター受診の前に・・・パズルで分かる「子どもの病気」

子どもの急病:発疹

急病センターでよく見られる症状 「 発疹 」があるときは・・・
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・家庭の医学-子ども-子どもの発疹
 

( 発疹 )こんなときは急いでみてもらいましょう!

子どもの発疹を生じる病気には重要なものが多く含まれますが、発疹に気がついて夜間に緊急病院に行かなくてはならない病気は意外と少数です。
はしか(麻しん)、風しん、水ぼうそう(水痘)、溶連菌感染症、手足口病、突発性発疹、りんご病、単純ヘルペス感染症、とびひ、水いぼなど代表的な発疹症は子どもの重要な病気ですが、発疹に気がついてもあわてないで、翌日にかかりつけ医に行ってきちんと診断してもらう方がよいでしょう。

川崎病(詳しくは、家庭での医学-子ども-川崎病)や重症の薬疹(詳しくは、健康いろいろQ&A-Ⅱ、かぜの治療-Q29 )は緊急性が高く、一時も早く診断を受ける必要がありますが、夜間の緊急病院では一般的に診断が困難な病気です。

ふつうにみられる子どもの発疹で、夜間にみてもらう方がよいのはじんましんでしょう。かゆみが強くて、夜も眠れなくなります。じんましんは抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬ですぐによくなるため、薬をもらう価値はあります。
しかしじんましんと分かっているとき、わざわざ緊急病院に行くのもめんどうなことです。自宅でできる応急処置としては、冷やしたタオルをじんましんの上にのせるとよいでしょう。子どものじんましんはふつう冷やすと軽くなります。

( 発疹 )緊急受診のポイント

発疹に気がついても、多くの場合は夜間に緊急病院を訪れるよりも、翌日まで待ってから診察を受けるほうがよいでしょう。

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