診察室で日常よく見る子どもの病気を解説します
子どもの皮膚の症状を主に写真を豊富に載せて解説します
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診察室で日常よく見る大人の病気を解説します
肩こりの原因を解剖の知識から詳しく述べています
血液検査や病気について、種類別にやや詳しく解説しています
実際の心電図を用いて、心電図の読み方を分かりやすく解説します
女性の心臓病には男性と異なる特徴が見られます
クイズに答えながら、自分で不整脈の診断ができます
知識と経験に基づいた「発熱」時の診察手法を述べていきます
知識と経験に基づいた「頭痛」時の診察手法を述べていきます
診察室でよく見る「めまい」について詳しく解説します
神経・筋疾患の診断は、神経所見を正しく取ることから始まります。これには神経診断のための知識と経験が必要で、一朝一夕に得られるものではありません。
実臨床で診る機会が多いのは、認知症を除くと絞扼性神経障害など末梢性ニューロパティや脊髄神経根症、
総合内科の第一歩は神経の仕組みを理解することです。
今回の話題は中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロールについてです。HDLは善玉、LDLは悪玉と呼ばれます。
■はじめに・今回の話題について
第一に、HDLコレステロールのコレステロールも、LDLコレステロールのコレステロールも同じ物です。それではLDLやHDLって何なのでしょう。
第二に、善玉HDL以外のすべてのコレステロールは動脈硬化の原因となると考えられていて、最近では「non-HDLコレステロール つまりHDL以外のコレステロール」と呼ばれています。
第三に、善玉HDLコレステロールは多ければ多いほど良いのでしょうか?実はそうではないことが、最近明らかになってきました。悪玉HDLが存在することが明らかになってきました。
第四に、LDLは悪玉として有名ですが、超悪玉LDLが存在します。最近では超悪玉LDLが動脈硬化の主な原因と考えられています。
第五に、コレステロールと中性脂肪の性質は異なります。しかしお互いに影響し合って動脈硬化の原因になります。
このようなことは意外と知られていないことばかりです。今回はこれらの話題について簡単に述べましょう。
慢性腹痛の1~3割が腹壁由来とされ、その代表が前皮神経絞扼症候群ACNES(abdominal cutaneous nerve entrapment syndrome)です。