診察室で日常よく見る子どもの病気を解説します
子どもの皮膚の症状を主に写真を豊富に載せて解説します
診察室でよく見る子どもの病気を解説します
診察室で日常よく見る大人の病気を解説します
肩こりの原因を解剖の知識から詳しく述べています
血液検査や病気について、種類別にやや詳しく解説しています
実際の心電図を用いて、心電図の読み方を分かりやすく解説します
女性の心臓病には男性と異なる特徴が見られます
クイズに答えながら、自分で不整脈の診断ができます
知識と経験に基づいた「発熱」時の診察手法を述べていきます
知識と経験に基づいた「頭痛」時の診察手法を述べていきます
診察室でよく見る「めまい」について詳しく解説します
神経・筋疾患の診断は、神経所見を正しく取ることから始まります。これには神経診断のための知識と経験が必要で、一朝一夕に得られるものではありません。
実臨床で診る機会が多いのは、認知症を除くと絞扼性神経障害など末梢性ニューロパティや脊髄神経根症、
総合内科の第一歩は神経の仕組みを理解することです。
1- 腎機能検査を考え直す:ポイント
・腎機能の評価には、血清Cr値に性別と年齢を加味する必要がありeGFRが有用となる
・eGFRの患者への説明法として、若いときを100%として今何%の腎機能が働いているか?と置き換えて説明することが可能と考えられる
・薬剤投与量を決めるには、さらに体重を加味したCCrが有用となる
・早期の腎機能障害の診断には、現時点では尿タンパク定量(Cr比)および尿アルブミン定量が重要である
・尿β2MG、尿NAG、尿中NGALおよび尿中L-FABPなどのバイオマーカーは急性腎障害AKIの診断には有用と考えられるが、慢性腎臓病CKDには評価が定まっていない
・随時尿から簡単に1日塩分摂取量が推定できるため、尿検査とともにぜひ活用したいものである
腎機能について若いときにはあまり意識しなくても、年齢ととともにその重要性が高まります。
日常診療で腎機能が重要であるにもかかわらず、早期に腎機能異常を見つける最適な検査方法がなかなか見当たらないことが一番難点と感じています。
慢性腹痛の1~3割が腹壁由来とされ、その代表が前皮神経絞扼症候群ACNES(abdominal cutaneous nerve entrapment syndrome)です。