平成4年11月に内科医院を開業して20数年・・・町医者みやけが日々の診療で培った一種の「診察のコツ」をまとめています。臨床研修医の方にもおすすめのコンテンツです。
内科の日常診療でよくみられる『発熱』の症状について、診察室の短い時間内で、(絶対とは言えないまでもほぼ)正しい結論にいたることのできる、知識と経験に基づいた手法を述べたいと思います。
内科の日常診療でよくみられる『頭痛』の症状について、診察室の短い時間内で、(絶対とは言えないまでもほぼ)正しい結論にいたることのできる、知識と経験に基づいた手法を述べたいと思います。
内科の日常診療でよくみられる『 めまい 』の症状について、診察室の短い時間内で、(絶対とは言えないまでもほぼ)正しい結論にいたることのできる、知識と経験に基づいた手法を述べたいと思います。
関節痛・筋肉痛の多くは整形外科と関係した病気ですが、内科の病気と関係したものも少なくありません。 痛風や関節リウマチ、大人の伝染性紅斑などは診療所でも診断する機会は多いのですが、その他の病気は一般の内科では診断が難しいと考えられる病気ばかりです。
肩こりの原因を解剖の知識から詳しく述べています。 肩こりは、頭痛やしびれ、めまい、目の痛み、息苦しさ、疲労感など肩こり症候群と呼ぶことができるほど多彩な症状を起こします。
血液検査は診断につながる有力な手がかりを与えてくれます。検査で何か一つでも説明のつかない異常がみられたとき、原因疾患に気がつくきっかけになることがあります。私のベッドサイドの経験から得られた、「血液検査の結果からみた診断の流れ」を紹介します。
急な胸の痛みには、狭心症や急性心筋梗塞、大動脈解離、肺塞栓症、緊張型気胸などの重篤で緊急性の高い病気が含まれます。気がつかずに放っていると死に至ったり、後遺症を残すことがあるたいへん重要な症状です。
現在、鎮痛薬として利用されているものは、1非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)、2神経障害性疼痛治療薬、3抗うつ薬、4オピオイド鎮痛薬 です。
胸部レントゲン写真の所見(粒状・結節・腫瘤、肺炎(均等影)、線状影・すりガラス)から、考えられる疾患を表にまとめました。実際の診断に役立ちます。
日常診療の場では、若い人が頸部リンパ節のはれに気がついて受診される方は多くおられます。 いろいろ調べると、リンパ腫や白血病、結核、癌のリンパ節転移、膠原病などの名前が挙げられていて怖くなってしまいます。もちろんこうした病気を頭に浮かべながら、検査や診断を進めることは大切ですが、若い人にこれらの病気はそれほど多いものではありません。