Q7:キャンプ場、ボーイスカウトで野外料理のときの注意について教えてください。
A7:キャンプなど課外活動に子どもを参加させる場合には、食物アレルギーの食品内容や緊急連絡先、対処方法について、食物アレルギーに詳しいスタッフからキャンプのリーダーだけでなく、調理当番や買い出し当番を含めた参加スタッフ全員に、細かい注意点などについて話しが行き渡るようにする配慮が必要です。
食物アレルギーに詳しいスタッフが不在の場合には参加させないようにしてください。
■課外活動のポイント
【参加する側】
- アレルギーの原因食品、症状についてキャンプスタッフに知らせる
- 主治医からの指示書(アレルギー誘発食品、初期症状と対応、緊急連絡先)を渡す
- 内服薬やエピペン注射器を携帯させ、緊急時の対応(エピペン注射器の使用法や緊急搬送先病院)について決めておく
【キャンプスッタフ側】
- スタッフ全員で情報を共有し、対応法はスタッフ全員に伝えておく
- 出発前に、指示書、内服薬、エピペン注射器の携帯などを確認する

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