兵庫県姫路市、みやけ内科・循環器科【内科・循環器内科・小児科】
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町医者の診療メモ > 頭痛診断の流れ 

町医者の診療メモ Dr.みやけの20年の経験で培われた一種の「診察のコツ」をまとめます。

頭痛診断の流れ

頭痛治療の流れ

問診する
頭痛の性状・現れ方などの聞き取り
他の病気による「頭痛」か、頭痛自体が疾患の「慢性頭痛」かを判断

他の病気による「頭痛」の疑い

「慢性頭痛」の可能性が高い










検査により精密な診断を行う
○CT・MRI検査  ○脳波検査
○血液検査  ○髄液検査
○神経超音波検査  ○X線検査

異常あり








異常なし
「片頭痛」「緊張型頭痛」「群発頭痛」等の鑑別診断を行う
○頭痛ダイアリーによる頭痛経過の把握
○MIDASによる日常支障度の評価
頭痛を引き起こしている病気を治療する 最終的な確定診断に基づき、患者さんに合った治療薬の選択と、治療経過を観察する

 

あなたの頭痛はどれに当たりますか?

あなたの頭痛はどれ?

頭痛のタイプについて

片頭痛

片頭痛は、頭の片側または両側が脈打つようにズキンズキンと痛む病気です。いったん痛み出すと寝込んでしまう、仕事が手につかないなど、多くの方が日常生活に支障をきたします。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は、にぶい痛みが特徴ですが我慢できないほどではないのが普通です。数時間~数日の頭痛が反復性におこる場合と、持続的に毎日のように続く場合があります。

群発頭痛

群発頭痛も片頭痛と同様に発作的に起こる頭痛です。年に数回から数年に1回くらいの頻度で起こりますが、一度発症すると1~2ヶ月にわたって、ほとんど毎日、ほぼ同じ時間帯に激しい頭痛におそわれます。

危険な頭痛

頭痛の原因として、以下に挙げるような病気が特に危険です。
○くも膜下出血
○脳出血
○脳腫瘍
○髄膜炎、脳炎・慢性硬膜下血腫  

薬物乱用頭痛

薬物乱用頭痛とは、市販薬をはじめとする頭痛薬の過剰な服用が原因、あるいは悪化要因となっている頭痛のことをいいます。

片頭痛の特徴は?

片頭痛の特徴は「拍動性の痛み」ですが、下記のように様々な特徴があります。
(※下記の症状は全ての人に当てはまるものではありません)

ズキンズキンと脈打つような痛み
動かないでじっとしていたい
寝込んでしまう
光や音に過敏になる
週2回~月1回
吐き気 / 嘔吐
月経時、頭痛がひどくなる(女性の場合)
家族の中に頭痛持ちがいる
 
 

片頭痛の原因は?

片頭痛の原因としては、いくつかの説がありますが、いずれにしても脳の血管が過度に拡張することが関係していることは間違いありません。ちなみに、片頭痛は女性に多く、家族内で母と娘が片頭痛というケースがよくみられ、遺伝的な体質が関係すると考えられています。

片頭痛の誘因は次の通りです

ストレス ・・・強いストレスから解放されたとき、発作が起こる。
音・光 ・・・大きな音やまぶしさにさらされると痛む。
眠り過ぎ ・・・昼寝のし過ぎなど。
食べ物 ・・・アルコール類、チョコレート、ワインなどの摂取。
女性ホルモンの変化 ・・・ホルモン補充療法や経口避妊薬(ピル)の服用など。

(よく見られる症状と診察のポイント)頭痛 << 目次にもどる >> それぞれの慢性頭痛の特徴 I)片頭痛とは

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町医者の診療メモ

町医者の診療メモ:はじめに

(よく見られる症状と診察のポイント)発熱

■(よく見られる症状と診察のポイント)頭痛

  1. 頭痛
  2. 頭痛診断の流れ
  3. 片頭痛とは
    1. 片頭痛とは
    2. 片頭痛はどのように診断するか
    3. 片頭痛の発生機序
    4. 片頭痛の薬物治療
    5. 片頭痛に潜む頸肩腕症候群
  4. 頭痛と肩こり
  5. 「肩こり関連症候群」とは?〈1〉
  6. 「肩こり関連症候群」とは?〈2〉
  7. 緊張型頭痛および肩こり関連症候群による頭痛の治療
  8. 小児や思春期の頭痛

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めまい:脳からみためまいを中心に

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