熱があるかぜの症状Yes咳があるYes熱は3,4日で下がったYes ときは・・・
かぜ(急性上気道炎)による一時的な発熱で心配はありません。
診断のポイント
一度熱が下がっても再び熱が出てくるときには、気管支炎や肺炎を起こしかかっていることがあり注意が必要です。またマイコプラズマ感染症でも熱が上下することがあります。
このようなときには医師の診察は必ず受けるようにしましょう。
すっかり熱が下がっていれば、せきがひどくても肺炎を起こす心配はありません。しかし夜や朝起きたときに咳き込むときや、ゼーゼー喘息のように苦しそうにしているときには、熱が下がっていても医師の診察はまだ必要です。
放っておくと喘息の発作になることがあります。夜や朝のせきこみは気管支が原因のせきのことが多く、長引くことが多いため注意が必要です。
熱が下がってもケンケンというせきが出ることがあります。のどの奥の炎症(喉頭炎)が原因で起こりますが、のどの腫れがひどくなると夜間に呼吸困難を生じることがあり、これをクループといいます。
軽いときにはせきが出るときに水を飲んでのどを湿らせるとせきは楽になります。ゼーゼーと息苦しそうにしているときには、夜間でも救急病院を受診する必要があります。放っておくと窒息を起こして危険です。
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