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急病センター受診の前に・・・パズルで分かる「子どもの病気」

子どもの急病:じんましん

急病センターでよく見られる病気 「 じんましん 」とは・・・
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・家庭での医学-子ども-じんましん
 

(じんましん)こんなときは急いでみてもらいましょう!

じんましんは急に現れたり消えたりしながら数日で出なくなる急性じんましんと、数週間以上続く慢性じんましんがあります。おとなでは慢性じんましんもしばしばみられますが、子どもではほとんどが急性じんましんの形をとります。
乳幼児期の食物アレルギーによるじんましんでは、血液検査などにより特定の食物で起こることがあらかじめ分かっています。しかし一時的な急性じんましんでは、原因がはっきりしないことがほとんどです。

じんましんの重症例では、呼吸困難やおう吐、ショック症状を起こすことがあります。これはじんましんが皮膚にとどまらず、気管粘膜や消化管粘膜に生じて浮腫や狭窄をしょうじたためです。
ゼーゼーいう喘鳴や呼吸を苦しそうにしていたら、窒息の危険性があるため直ちに急病センターを受診する必要があります。また腹痛、おう吐、げりが強いときにも急いでみてもらうほうが安全です。
顔色が青ざめてきて、冷や汗、意識がぼんやりしてくる、手足が冷たくなる、呼吸が浅くなる などの症状が現れたらショック状態で、生命の危険を伴います。救急車で病院を訪れる必要があります。

じんましんでこのような重症例はまれで、ほとんどがかゆみが強くて夜間も眠れないといった症状がおもになります。じんましんは抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬がよく効いてすぐに楽になることが多いため、夜間でも急病センターを受診して薬をもらうほうがよいでしょう。

(じんましん)応急処置の方法

多くのじんましんは体を冷やすと軽くなることがあります。それほど強くないじんましんでは、冷たくしたタオルをじんましんの上にのせる、夏では冷たいシャワーを浴びると軽くなることがあります。

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