急病センターでよく見られる病気 「 気管支喘息 」とは・・・
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・家庭での医学-子ども-気管支喘息
(気管支喘息)こんなときは急いでみてもらいましょう!
軽い喘息発作のとき、夜遅くに病院を探して回るのも子どもにとっても親にとってもたいへんなものです。どの程度の発作のときに急いでみてもらうほうがよいのでしょうか?喘息発作といっても子どもによって発作の起こり方が違うため、ふだんからかかりつけの医師と相談をしておく必要があります。
ここでは喘息発作が起こったときの「発作の程度」の診断基準とふだんからの発作の起こり方から「喘息発作の重症度」の判定基準とについて述べてみます(日本小児アレルギー学会による)。
発作程度の判定基準
発作の程度を判定することは、急な発作時の的確な治療法の選択に重要なばかりでなく、長期にわたる管理の上で次に述べる「喘息の重症度」を判定する基準になります。
小発作 |
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中発作 |
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大発作 |
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喘息の重症度の判定
ある期間にどの程度の喘息発作が、何回起こったかを指標にして判定されます。
間欠型 |
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軽症持続型 |
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中等症持続型 |
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重症持続型1 |
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重症持続型2 |
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(気管支喘息)救急病院に行く必要のあるとき
日本小児アレルギー学会の「発作程度の判定基準」を参考に、小発作の程度なら自宅で様子をみることが可能でしょう。しかし中発作、大発作の場合には、急いで救急病院やかかりつけの病院で診察を受ける必要があります。
また自宅で吸入を指示されている場合も、1.ネブライザー吸入で呼吸困難がほとんど変わらないとき、2.発作の様子がきつそうでチアノーゼがあったり、水分を飲むことができない場合、3.ふだんから発作が頻繁に起こっていて、薬をたくさん使用しているとき、4.救急病院で吸入や点滴を受けていったん自宅に帰ってもまだ発作がよくならないとき などは急いで救急病院に行く必要があります。
1.チアノーゼがきついとき、2.話もできないような興奮状態(意識レベル低下の前兆)、3.意識レベルの低下、徐脈、呼吸が浅く弱くなる などがみられたら救急車を呼んでください。
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