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子どものべんぴ |
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・目 次・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ ・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・ べんぴとべんぴ症べんぴとは排便回数が週に2回以下と少なく、排便時に肛門が切れるなどの困難を伴う場合を指します。単純に回数だけの問題ではありませんが、排便時に苦痛があると、子どもは排便行為そのものをいやがるようになります。その結果、ますます回数が少なくなります。最近、こうした子どものべんぴが増えています。 乳児期では親がべんぴを訴えても、診察してもまったく異常な要素が認められず正常のことも多くあります。乳児期では排便回数が4〜5日に一度でも、食欲も正常できげんがよく、体重の増加も良好であれば、病気の可能性は少ないでしょう。 幼児期になると一人で排便できるようになり、親がべんぴに気がつかないこともあります。腹痛などの症状がなくて単に便がでないだけであれば、何か原因があったとしても緊急性は高くはなく、落ち着いて判断すればよいでしょう。 べんぴ症という場合には、べんぴによる腹痛の症状をさすことがほとんどです。べんぴ症は乳児から年長児、中学生にもみられることがあります。突然の腹痛を生じ、冷や汗とともに転げ回るような腹痛を訴えます。腹痛が始まるまでは食欲もふつうで、おう吐やげりは伴いません。強い腹痛は10分程度で治まってきます。おなかをさわると左下腹部に便のかたまりをゴロゴロ触れることができます。かん腸を行うと多量の排便とともにうそのように腹痛は消えてしまい、便のかたまりもなくなります。かん腸をしても腹痛を繰り返したり、血便を認めたりすればべんぴ症ではなく、腸重積や細菌性腸炎(食中毒)などを疑う必要があります。 べんぴの原因乳幼児の場合 べんぴでは腹痛など排便困難を伴って回数が少ないケース、あるいは排便困難がなくても5〜6日も排便が少ないケースを指します。子どものべんぴの原因はいろいろですが、多くは生活習慣に起因しています。たとえば、おむつを外す頃の不適切なトイレトレーニング、年長になってからは、便意をがまんしたために便が固くなって肛門の裂傷を起こし、痛くてまたがまんするといった悪循環に陥るケースが多くみられます。 乳児の場合、母乳不足によってべんぴになり、それを見逃していると、体重が増えないで脳の発達にも影響してきます。また人口授乳では、ミルクアレルギーによってべんぴになることもあります。さらに消化器疾患で手術が必要なケースもあります。 年長児の場合一方、年長児では
といった天に留意させると予防と治療につながります。
の2点が挙げられています。繊維質の食品の有用性はよく知られていますが、なぜ朝食がべんぴに関係しているのでしょうか? 食事を取ると胃・大腸反射が起こり、腸が動き出して便を直腸に送ります。その刺激によって便意が生じるとともに、排便しやすい状態になるのですが、朝食を取らないと昼食後に便意が生じたりします。その際、学校の便所が汚かったり、友達にからかわれるなどの理由からがまんしてしまうため、便が濃縮されて固くなり次第に排泄されにくくなりべんぴになりやすくなります。 加えて、子どもは何かほかに興味があると便意が生じてもがまんしがちです。そのうちに便意は消失しますが、排せつされなかった便は固くなり悪循環に陥ってしまいます。 このような状態が長く続くと、やがて直腸内に大きな便のかたまりができ、便意そのものも感じなくなったりします。また便意を感じても、排便を感じないまま下着を汚すこともあるため人格にも影響をしかねません。そうなる前に便秘を軽視しないで適切に処置すべきでしょう。 べんぴの予防べんぴの予防には、時間的に余裕をもって朝食を取るのが第一です。そして便意が生じたときにはがまんしないでトイレに行くことです。 巨大結腸症とは巨大結腸は、肛門近くの結腸が異常に拡張した状態を示します。慢性のべんぴではまれに軽症の先天性巨大結腸症(ヒルシュスプルング病)などの他の病気が原因になっていることがあります。子どもでは習慣性べんぴあるいは心因性べんぴに伴う巨大結腸を経験することがあります。また下剤の乱用によっても生じることがあります。巨大結腸では肛門近くの結腸が大きくポケットのように拡張するために、便がそこにたまってがんこな便秘を起こしやすくなります。 べんぴは軽く考えられがちで、そのうち治るだろうと放っているとたいへんなことになることがあります。子どものべんぴを軽視しないように注意が必要です。 |
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