(カールズバッド洞窟群国立公園)
Rio Grande(河)に沿った道筋や、El Pasoの町はメキシコ国境に近いため、河の対岸にはメキシコの町を望むことができ、アメリカの雰囲気とはまた異なった味わいがあります。(写真03)
El
Paso は荒涼とした荒野の中にあり、アリゾナ州でみられたようなサボテンは見られません。
写真03
El Pasoを離れて(62) を荒野の中に東にひた走りに走ります。
このあたりはテキサス州になりますが、しばらくすると遠くに Guadalupe Mountains の山並みが見えてきます。(写真04)
写真04
このあたりは地図には Salt Basin と記されているように、大地にあちこちには白く輝く塩分が堆積し、不毛の地を呈していました。(写真05)
写真05
周囲の荒野とは反対に、この山脈には豊富な水、野生動物、植物に恵まれていて、もともとアパッチインディアンが狩猟生活を送っていました。
しかし西部開拓に伴いこの地にも豊富な天然資源を求めて白人が入り込み、19世紀末までにはアパッチは追い出されてしまったそうです。
現在は、Guadalupe Mountains National Parkとなっていますが、この公園は登山やキャンプ目的で入る人がほとんどで、観光目的で訪れるのには適していないでしょう(写真06,07)
写真06
写真07
Guadalupe Mountains National Parkを去り、テキサス州からニューメキシコ州に入ります。
しばらくすると、Calrsbad
Caverns National Parkに入ります。(写真08)
写真08
この洞窟群はGuadalupe Mountainsのふもとにある、世界最大級のものです。
この洞窟群をさらに有名にしているのは、春の終わりから秋の初めにかけて見られるこうもりの大群でしょう。
夕暮れから夜明けまで、昆虫を求めてつぎつぎとこうもりが出入りするそうです。
この洞窟の中には時間ごとに、いくつかのツアーがありますが、ツアーの入り口はこうもりの出入り口と同じところです(写真09)
写真09
洞窟は広大なものですが、変化に乏しく、あまり長いツアーに参加しなくても洞窟の様子は分かると思います。(写真10,11)
写真10
写真11
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