(オクラホマからアリゾナへ)
今回はとくに名所・旧跡の紹介ではなく、アメリカの牧歌的な風景の紹介を行いましょう。MISSOURIのST.LOUISに住んでいたころはしばしばアメリカ西部に旅行しました。
飛行機でひとっ飛びする旅とは違い、自動車の旅は移りゆく風景を存分に楽しむことができました。
40号線を南西に走りMISSOURIを離れてOKULAHOMAに入ります。
途中、夜のガソリンスタンドで給油です。
ガソリンスタンドでは簡単な飲み物やスナックが買えて重宝しました。
40号線の周辺はMISSOURIと同じ農場の風景が続きます。
荒野はほとんどみられなく、見わたす限りが農牧場です。
とくにOKULAHOMAに入ると馬の牧場が多くなる印象がありました。
11月という季節もあり木々は美しく紅葉していました。
40号線をNEW MEXICOに向かうにつれて木立は少なくなり、
山々も見えなくなり大平原(プレーリー)が連なるようになります。
草原には放牧中の肉牛だけがのんびりとしているのが見えますが、
糞のせいで悪臭にはまいりました。
やがてこの大平原も灌木の広がる荒野へと変わっていきます。
NEW MEXICOに入ると西部でみられる荒野が延々と続くようになります。
天気予報では今夜はジェット気流が南下して荒れ模様の天気になるそうです。
NEW MEXICOのALBUQUERQUEに宿泊して夜が明けると山々には雪がうっすらと積もり曇天でいかにも冬景色で寒い。
40号線をさらに西へ向かうにつれて、石造りの民家が点在するのをよく見かけるようになりました。
道路沿いには朝の雪が残り、荒野に雪景色で珍しく美しい。
途中の山にかかる付近では吹雪いてきました。
しかし山を下るにつれて雪は消えていき、晴天となってきました。
NEW MEXICOの40号線沿いの風景は今まで見た低い灌木と荒野が連なっていましたが、特徴的なのは民家でした。
ARIZONAに近づくにつれて、石造りの小さな民家が点在しているのが見られ、いかにもメキシコ的な雰囲気が漂っていました。
途中、このような民家が丘陵地にいくつも集まって集落を造っているところがありました。
歴史的な意味を持つところらしく、historic siteに指定されているとのこと。
NEW MEXICOはメキシコ人が多く、いままでのどの州とも異なった雰囲気にあふれていました。
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