(ニューオーリンズと郊外の思い出)
2005年にルイジアナ州を襲ったハリケーン・カトリーナのためニューオリンズの市街地の8割が水没したと伝えられました。ニューオリンズの郊外の被害はとくに大きかったと伝えられています。幸い観光メッカであるフレンチクオターは浸水被害はなかったため被害はそれほど大きくなかったようです。
1987年から1989年にかけてニューオリンズを2回訪問する機会がありました。
州都バトンルージュまでの10号線の周囲には古きアメリカの苦難に満ちた時代の、生活ぶりが依然として残っていました。都市は常に新しく変わりつつありますが、古き良きニューオリンズとその近郊を紹介することにしました。
[1] ポンチャートレイン湖畔
私たちの住んでいた St.Louis を出発して55号線をひたすら南下していきます。55号線沿いには延々と平原が広がりますが、途中には牧場があり、牛が放牧されていていかにもアメリカの南部の雰囲気が漂っていました。
New Orleansに入るときは55号線は、ポンチャートレイン湖の西岸を通ります。湖畔の周りは湿地帯(swamp)が広がっていますが、運転中は橋の欄干が視界をさえぎって湿地帯をよく眺めることはできません。途中で駐車してゆっくりと眺め渡してみましょう。
swampのほとりには、houseboatsで生活をしている人々を数多く見かけることができます。
※このサイトは、地域医療に携わる町医者としての健康に関する情報の発信をおもな目的としています。
※写真の利用についてのお問い合わせは こちら をご覧ください。