(グランドティトン国立公園)
Grand Teton国立公園には Jackson の町を出て、191を北上するとすぐそこにあります。
有名な Yellowstone 国立公園のすぐ南に位置していますが、Yellowstone 国立公園が広大で、多彩な自然の変化を見せてくれるのに比べて、Grand Teton 国立公園では Rocky 山脈の荒々しい大自然と野生動物を身近に楽しむことができます。
この地には約1200年前にはじめてアメリカ先住民が足を踏み入れましたが、冬の厳しい気候が、長い間人々の定住を妨げてきました。
わずかに温かい季節に周辺の先住民族が狩猟のために渓谷に住むことがあったそうです。
1800年代に入るとビーバーの毛皮を求めて人々が入るようになり、1884年に渓谷で人々の定住が始まりました。
1900年に入ると牧場が作られるようになり、1929年には国の保護を受けるようになりました。
あいにくの曇天でしたが、ボートツアー参加のためにビジターセンター横に集合。
まず車に乗って Snake川の上流に行き、そこからボートに乗って3時間の川下りの始まりです。
川の流れは比較的緩やかで、周辺の風景の変化は少ないが、川岸には木々がせまっていていかにもRocky山脈の川の流れ。
ところどころにビーバーの巣やかじられた木をみることができました。
心配された天候は回復してきて、青空が見え始め日も差し込むようになってきましたが、日陰になると8月下旬ともなると川の上は寒くて、毛布に借りて暖をとりました。
高い木の上にアメリカのシンボルである白頭鷲がとまっていたのが印象的でした。
Snake川を下る途中にボートから Grand Teton山(海抜13,770フィート)を見ることができましたが、山頂は雲に隠れていました。
3時間のボートツアーを終わって、車で公園内を散策。
途中、Mt.Signal の山頂に続く小道があり、そこを上がると公園内を一望することができました。
Jackson Lake Lodge 近くの湿原で子ども連れの雌のムースが水草を食べているのに出会いました。
人を怖がるわけでもなく、ゆっくりと歩いて去っていきました。
String Lake に向かう途中の道から Grand Teton 山を見ることができましたが、山腹には雲がかかっていましたが、山頂をかいま見ることができました。
String Lake はたいへんに美しい湖で透明度も高く、ボートで釣りを楽しむ人もいて大自然に恵まれたこの地がうらやましく思われました。
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