写真で見る「子どもの病気」 > 地図状舌 

写真画像で見る「子どもの病気」子どもの病気について説明は最小限にして、写真をできるだけ豊富にのせて解説しています。

地図状舌(ちずじょうぜつ)

地図状舌とは

地図状舌の原因は明らかではありませんが、良性の変化で、幼児にはしばしばみられ(約15%)、大人でも1~6%にみられるといわれます。

不規則で境界のはっきりした灰色の返縁を示します。
赤色の輪状で平滑な部分があり、舌の上を後方から前側方に広がっています。
文字通り地図状の模様を示します。 (写真1~3)

写真をクリックすると拡大します

地図状舌-写真01
写真1地図状舌

地図状舌-写真02
写真2地図状舌

地図状舌-写真03
写真3地図状舌

このような変化は日によって、位置、形態、広がりを変えるのが特徴です。
それぞれの病巣はたえず変化しますが、全体的にはきわめて慢性の経過を示し短期間での治療や、あるいは自然治癒は望めません。

疼痛などの自覚症状はないことが多いですがときにピリピリする、しみるといった症状がありますこれと似たものが、急性の発熱でも起こることがあります。

有効な治療法はなく、経過をみる以外には良い方法はありません。

※このサイトは、地域医療に携わる町医者としての健康に関する情報の発信をおもな目的としています。

※写真の利用についてのお問い合わせは こちら をご覧ください。

写真で見る「子どもの病気」


 上に戻る