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じんましん |
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からだのすみずみにまで存在する細い血管では、ふつうでも常にいろいろな物質や水分のやりとりが血管の内外で行われています。じんましんは皮膚の浅いところの血管で、水分が血管の中から
外に洪水のように一方的に流れ出て、部分的に水たまり−限局性浮腫−を生じたものです(イラスト1)。このように血管からの水分の流出を起こすのは、いろいろな刺激に反応してヒスタミンという物質が放出される結果、血管の壁の変化が起こり血管の透過性の亢進が起こるための考えられています。 かゆみが強く、治りにくい場合には少量のステロイドの内服を併用すると軽快していきます。ステロイドは早期に徐々に減量していきますが、中止すると再び悪化しやすくなります。このような治りにくいじんましんも数ヶ月もすると自然に出なくなるようです。 この場合も軽く盛り上がってきたり、軽度のかゆみを伴うことがありますが、じんましんほどかゆくはないようです。周囲だけ赤くなり、中心部は比較的白く見えるもの(写真4,5)や、くっきりと赤く盛り上がって膨疹をつくるものもあります(写真6)。また両者の中間と思えるようなものもあります(写真7)。じんましんが、血管の透過性亢進−限局性浮腫−強いかゆみと膨疹が原因であるのに対し、このような皮膚の変化は、血管の拡張−紅斑−軽いかゆみと軽度の膨疹 といった反応で起こるのではないかと考えています(私見)。いずれにしてもこれらの紅斑をじんましんとはっきりと区別することは困難と思われます。
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(イラスト1) (写真1) (写真2) (写真3) (写真4) (写真5) (写真6) (写真7) |
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